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ニュースレター2017年


ニュースレター(2017)

2017年6月30日。HOP支援会の理事会で新しいニュースレターの発送準備をしました。バングラデシュのテロ事件から一年。いろいろなことを考えさせられ、祈らされています。

以下は、一般向けに書かせていただいた手紙です。

バングラデシュの児童養護教育施設、ホーム・オブ・ピースのため、ご支援を感謝します。

この度、第二回目のニュースレターを送らせていただきます。大変お待たせし、申し訳ございません。

HOP支援会は、昨年7月に理事長のアルバート師が来日され、日本からの支援の要請を受け、昨年9月23日に発足しました。

先日、東京外語大でもたれた第一回ベンガルフォーラムに参加しました。昨年の7月1日にダッカで日本人が殺害されるという痛ましいテロ事件があってから、今まで「平和な貧しい国」とされていたのが「危険な貧しい国」へと変わってしまったと関係者は語っていました。今、支援のあり方が問われる現状があります。バングラデシュが変わるためにはHOPのような施設が必要なのだと思います。

バングラデシュを支援する働きはいろいろありますが、チャプレンの牧師がしっかりと子どもたちに聖書を土台とした愛に基づく指導をする事で、その心の成長に配慮し、将来に希望を抱かせる教育をしている施設は稀だと思います。しかし、今年に入って物価の上昇は著しく、特に食料品、米の値段はほぼ2倍になってしまいました。支援の手が途絶えてしまうのならば、このような希望をもたらす施設が運営できなくなってしまいます。ここに収容されている子どもたちは、孤児か、シングルペアレント、または極度に貧しい子どもたちで、学費も払えない、日々の糧にも事欠く子どもたちだからです。

昨年、アルバート師が来日された時、「お土産用にどうぞ」と渡されたお金でさえも「HOPのために捧げます」と、ご自分のためには一円も使わずに帰国された姿に心を打たれました。バングラデシュの人たちも自分たちができる以上に捧げています。同じアジアに住む私たちも、援助の手を差し伸べていきたいと願います。昨年度の会計報告を含めたニュースレターをお届けします。ご要望などがありましたらお知らせいただければと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします。

2017年6月30日

感謝しつつ、

小山英児

HOP支援会 代表

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